文知摺(もちずり)観音 御開帳

10月23日から10月29日までの一週間、文知摺観音・文知摺山普門院にて、33年に一度の秘仏・聖観音の御開帳法要及び、普山式、多宝塔改修落慶法要が奉修されました。

奥の細道でも有名な文知摺観音は、史跡・名勝となっています。弊社代表が世話人であることから、私達スタッフも2日目に参拝し、ご祈祷を拝見してきました。



御祈祷後は横山俊邦住職による御法話を拝聴し、信心や人を思いやる心の大切さをあらためて感じることができました。

 観音さまの手から五色の紐が外の角塔婆まで延長されています。

こちらに触れることで御本尊さまとのご縁を結ぶことができるのだとか。

次の御開帳は33年後です。次回も参拝できるよう健康に気を付けなければ。

一方、県重要文化財である多宝塔は、屋根の銅版葺き替え、相輪、風鐸の取替えなどが行われました。

東北では唯一の多宝塔。匠の技が随所に表現され、迫力があります。

今は銅色に輝いている銅版は、時間が経過するにつれ緑色に変化し、より趣き深い外観になります。

 

さて、文知摺観音は百人一首で知られる源融(みなもとのとおる)の句の舞台となった地でもあります。

みちのくの 忍ぶもちずり誰ゆえに みだれ染めにし 我ならなくに

といえば、皆さんも学生時代に習った思い出が浮かんでくるのではないでしょうか。

こちらは、虎女が源 融の面影を見たという文知摺石です。

別名「鏡石」とも呼ばれており、今なお語り継がれる悲恋物語は、訪れた人を昔(いにしえ)の世界へ導きます。

現在まで数多の人々が守り・語り継がれる歴史に思いを馳せながら訪れた一日。身の引き締まるひとときでした。

皆さまもお近くにお越しの際はぜひ、お立ち寄り下さい。

文知摺山 普門院

〒960-8202 福島県福島市山口字文知摺70

TEL 024-535-1471

開園時間 午前9時~午後5時(冬季は4時まで)

拝観料無料